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十勝オホーツク自動車道 訓子府IC〜北見西IC

訓子府IC→北見市


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訓子府IC

開通待ち

2015(平成27)年11月8日午後3時、十勝オホーツク道 訓子府〜北見西が開通しました。 私はこのときのためにレンタカーを借り、開通3時間前から訓子府ICにて開通待ちをし、5番目に並ぶことができました。

今回の開通では、訓子府ICに約100台分の開通待ち専用スペースが設けられていたのですが、天候が雪であったからなのか、 それほど大々的に告知されていなかったためなのか、最終的に開通待ちした車両は30台弱… 見込んでいた数よりもだいぶ少なかったようです。



開通の午後3時を迎え、車両がICへと流れていきます。

訓子府ICは市街より少し離れた訓子府町清住に位置しており、主要道道143号北見白糠線に接続されています。この道道143号北見白糠線は、路線名に「白糠」という地名が入っていますが、 実際には白糠までは伸びておらず、足寄〜白糠の間は未開通区間となっています。その未開通区間の費用便益比(B/C)は0.8。道路事業の場合、B/Cが1.5を超えてこないと事業の再開は難しいことを考えると、当該区間の開通は非現実的といえるでしょう。

訓子府ICに入ってすぐに、ケトナイ川橋を渡ります。



訓子府ICに入り、数百メートル進んだところで、緩やかな左カーブとなります。 訓子府ICは道道から高速道本線までのランプ部の延長が1km程度と、比較的長くなっています。



そして、分岐点が現れます。
現在は網走方面のみ通行可能ですが、平成28年度には訓子府〜陸別町小利別までがさらに延伸される予定で、この区間が開通すればこの訓子府ICから 足寄方面へも向かうことができるようになります。



本線合流です。合流部には追越車線が用意されていますが、こちらは訓子府〜小利別間が開通した際に使用可能となるもので、現在は使用することができません。



少し進み、対面通行となります。

今回開通した訓子府〜北見西間は、十勝オホーツク自動車道の一部区間ということになります。十勝オホーツク自動車道は、北海道横断道網走線のうち足寄〜北見までの新直轄方式で整備される区間を指しています。 すでに、北見西〜北見東の「北見道路」が、2013(平成25)年3月31日に開通していましたが、訓子府〜北見西が開通する前の段階では北見道路は、「高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路」(A'路線)という扱いでした。しかし、 今回の訓子府〜北見西の開通により、北見道路が北海道横断道網走線の「十勝オホーツク道」(A路線)に編入される形となりました。そのため、北見道路という名称は十勝オホーツク道という名称に変更されることになります。



距離案内が出てきました。IC番号はまだ振られていません。

十勝オホーツク道の足寄町〜陸別町小利別までの区間は、これまで「当面着工しない区間」とされていましたが、2014(平成26)年8月に、 国土交通省は当該区間のうち陸別町陸別〜小利別までの約20km区間の事業再開を決定しました。しかし、陸別〜足寄の区間は未だ「当面着工しない区間」とされ、 足寄への高速道延伸は不透明なままです。



シルコマベツ川橋を渡ります。

今回開通したこの区間は、全体的に緩やかなカーブが連続しています。道路構造が1種2級の設計速度80km/h道路ですから、特段厳しい線形という訳ではありませんが。

この開通により、北見〜足寄の所要時間は夏場で7分、冬場で10分の短縮となりました。訓子府市街などをパスできますから、帯広方面へ向かう際は、なかなか便利な道路となりそうです。



少し進むと、現在の気温、路温、風速が表示される電光掲示板が設置されています。確認しましょう。

11月8日の午前中は、北見市民、訓子府町民、置戸町民を対象にした「開通記念ウオーキング大会」が高速道本線上で行われました。 実は私もこのウオーキング大会に応募していました。抽選150名だったのですが、見事に外してしまいました。残念…

とはいっても、実は大学の講義の一環で、この区間の舗装工事を見学しに来ていたんです。今は情報化施工というものが進んでおり、リアルタイムで舗装の転圧箇所と回数がタブレット端末の画面に表示されるのです。これによって どの部分の転圧が終わっていないかが一目でわかってしまいます。高度な技術ですね… 同じ技術は盛土の締固めなど、様々な施工現場で活用されているとのこと。



その先、オシマ川橋を渡ります。

開通前に行われたウオーキング大会では、ウオーキングのほかにもオホーツク地域のゆるキャラ撮影会、コーンスープの無料配布、除雪作業機械の展示、B級グルメの訓子府タレカツ丼が無料で配布されたようです。うーん、やっぱり行きたかったなあ…

ウオーキング大会と同時に訓子府町公民館で開かれた開通式では、沿線自治体の首長ら約190人が参加したようです。



さらにその先、切土区間を抜け、大谷川橋を渡ります。

訓子府〜上ところまでの区間は、常呂川の左岸に主要道道50号北見置戸線、右岸に一般道道986号置戸訓子府北見線と、今回開通した十勝オホーツク道の計3本の主要道路が、それぞれ並行する形で走っています。 道道50号北見置戸線と道道986号置戸訓子府北見線に至っては、置戸〜上ところまで川一本挟んで並行したルートをとっています。



快適な道路を進んでいきます。舗装状態も比較的良好。

じつは私、開通数日後にこの区間を夜間に走行しました。残念ながら本線上で対向車とすれ違うことは一度もありませんでした。現在はまだ訓子府どまりですから、それほど需要の高い道路ではないのかもしれません。

しかし、あくまで道路事業は数十年後の便益を見越しているものであって、現段階で需要がないからといって、その道路が無駄であったということにはならないはずです。



少し進んだところで、北見西IC側からの先頭車両とすれ違いました。

十数年ほど前に道東道が「クマしか通らない」などと 揶揄されましたが、それは道東道が札幌接続されていない段階の話であり、札幌接続された現在となっては一定の需要があり、その道路が無駄であったとは到底思えません。 現在の交通量だけでその道路の必要性を問うことは、あまり意味のないことだと思います。



先程の大谷川橋から約1kmすすんだところで、除雪車用の退避スペースが設けられています。

訓子府〜北見西の区間ですが、本来であれば平成26(2014)年度開通予定でした。しかし実際に開通したのは2015年度。半年〜1年程開通が遅れたわけですが、その原因となったのが、 写真に写っているこの切土区間です。
延長約530mあるこの切土区間ですが、のり面が火山灰質であり、脆くて崩れやすいことが判明。 緑化保護ではのり面の保持が難しいため、コンクリートの枠を設置する「のり枠工」と呼ばれる工法がとられることとなりました。これにより工期が延長、開通が遅れることになったのです。



問題となった切土区間の先で、オロムシ川橋を渡ります。

この橋の下には、オロムシ川のほかに、一般道道494号訓子府津別線(道道986号と重複)が通っています。道道494号は訓子府日出地区から、チミケップ湖を経由し、津別町双葉の国道240号に接続する路線です。 ただしこの道道、大部分が1.5車線の未舗装区間となっています。そのため訓子府側と津別側にそれぞれ、砂利道・狭隘路であることを示す案内標識が設置されています。また、冬季は通行止めとなります。

因みにチミケップ湖には道道494号のほかに、一般道道682号二又北見線が通っていますが、いずれも1.5車線の未舗装路となっています。ただ、こちらは冬期も通行が可能です。



高速道の周辺には畑が広がっています。訓子府町ではタマネギはもちろんのこと、メロンやイチゴ、小麦、じゃがいも、トウモロコシなどの作物が生産されています。

北海道らしい名前の十勝オホーツク道ですが、車窓から見える風景も、やっぱり北海道らしいです。それゆえ単調な景色が続くということで、 少し眠気を催すかもしれません(北海道の道路全般に言えることですが…)。



訓子府ICから約6km弱で、北見市に入ります。カントリーサインには、ラグビーをするタマネギのキャラクターが描かれています。 北見はスポーツ合宿の誘致に力を入れており、その中でもラグビーは、毎年「ラグビーフットボールフェスティバル」が開かれるなど、ラグビーが特に盛んです。

北見市は2006(平成18)年に、隣接する端野町、常呂町、留辺蘂町と合併し、新「北見市」が誕生。合併により面積は1427.41平方キロメートルとなり、道内市町村の中では最大の面積を誇ります。 また北見市西端の石北峠から東端の常呂まで続く道路の長さは110km。これは東京駅から箱根までの距離に相当します(北見市HPより)。




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